障害者地域活動ホームは障害がある方の安定した活動の場の確保や充実が課題となっている中、1980年(昭和55年)から「地域で安心して暮らす」ことを視点としてスタートした横浜市独自の事業形態です。
暮らしに必要なサービスである障害者の「日中活動」や、いざという時に障害がある方とその家族の生活を支える「生活支援」。また地域との交流促進を目指す「地域交流」を実施するほか、障害児地域訓練会への支援等を行っています。
横浜市には23館(2017年4月現在)の機能強化型障害者地域活動ホームがあり、それぞれ地域のニーズに応じた活動を行っています。
「港南福祉ホーム」は、昭和59年より港南台7丁目で活動を行っています。平成11年に同じ7丁目に「港南福祉ホーム 第2ひまわり」を新たに開設し、平成29年に港南台4丁目へ移転しました。
さまざまな障害や年齢層の方が利用でき、住み慣れた地域で仲間たちと出会え、自ら地域でどう暮らしたいか考えられる場となっています。メンバーが月曜日から金曜日に通い、充実した日々を過ごすために製品作りや販売、余暇的な活動(体操・手話・外出行事など)を行っています。
地域の方に対して支えられるだけではなく、自ら行事や活動などを企画し積極的に交流を進めることで、地域貢献やメンバーの社会参加につながることを目指しています。
昭和49年 | 在宅訓練会 ひまわり会 発足 |
昭和52年 | 港南ひまわり作業所 発足 |
昭和54年6月 | 港南福祉ホーム建設委員会 発足 |
昭和59年9月 | 港南福祉ホーム 竣工 |
昭和59年10月 | 港南福祉ホーム 発足 |
平成10年4月 | 機能強化型活動ホームに移行 |
平成11年4月 | 港南福祉ホーム第2ひまわり 開設 |
平成19年3月 | 特定非営利活動法人(NPO法人)格取得 |
平成19年4月 | 地域活動支援センターに移行 |
平成29年5月 | 生活介護事業に移行 港南福祉ホーム第2ひまわり 移転 |